折り畳みのメンテ

折り畳みのメンテ

折畳のフレームのポイント

折りたたみ自転車を
スムーズに走る為
メンテナンス視点からメリット、デメリットについて。

 

 

折りたたみ自転車は言葉の通り、
折りたたみが最大のメリットです

 

 

収納から、持ち運びできる輪行
車のトランクに積み荷できたり
小さくなることが特徴です

 

 

 

折り畳む部分がメリットであり
その点がデメリットにもなるわけ

 

折り畳みは通常のフレーム(本体)に対して
途中で分割が必要なので
必然的に強度が落ちてしまいます。


 

折りたたみ自転車といっても
BD−1やブロンプトンのように、
必ずしも中央で分割している
タイプばかりではありませんが

 

9割の折り畳み自転車は中央で分岐してます。

 

その分岐している代表的なメーカーで、
ダホーン、KHS、ドッペルゲンガー

 

更に細かくいうと折り畳みではなく。
分割分岐タイプもあり

 

 

フレームの強度や力の伝動率は
強度のバランスが良い三角形
自転車でいうならば
ダイヤモンドフレーム
これが現在では
一番の強度といえます。

 

 

その強度というのは同時に
漕ぐ力が見事に伝わり分散されます

 

その意味では
分割分かれている時点での
折り畳みは漕ぐ力が分散という
デメリットです

 

なので折り畳み自転車で
早く長距離を漕ぐ移動するという
視点で購入すべきではないことになり
輪行や中距離
長距離ならゆったり進む事をイメージすることをお勧めします

自転車を漕ぐ力どれぐらい変わる

どういう事かというと、
分割箇所のネジが緩んでいると

 

ほんの数ミリ分割部分の
フレームに隙間ができてしまいます

 

この数ミリの隙間のおかげで
自転車漕ぐ力の伝動率が
伝わらす弱くなります。

 

 

感覚的数値は
通常の漕ぐ力の伝動100%とすれば
緩むだけで58%まで落ちてしまいます

 

どうしてそこまで落ちるか
分割箇所のペダルとチェーン自体は
後ろの部分にあるにも関わらす

 

実は前半分のハンドルを持つ、支える力

があるからこそ
「体を支える」というのが力を無駄にしていないのです。

 

ある程度スポーツ系の
自転車になると前傾姿勢で走ります。

 

そうなると、足だけで走るのではなく
背筋を使って走ります。
その背筋を支える腕が
自転車のハンドル部分にあたるわけです。

 

 

 

ではどう締めるかですが
実際の折り畳みは締めにくくなっています。
ですがある事をすれば
ナットの消耗はするものの
工具を必要としない方法で
分割部分を締める事が出来ます。