折りたたみ自転車を
スムーズに走る為
メンテナンス視点からメリット、デメリットについて。
折りたたみ自転車は言葉の通り、
折りたたみが最大のメリットです
収納から、持ち運びできる輪行
車のトランクに積み荷できたり
小さくなることが特徴です
折り畳む部分がメリットであり
その点がデメリットにもなるわけ
折り畳みは通常のフレーム(本体)に対して
途中で分割が必要なので
必然的に強度が落ちてしまいます。
折りたたみ自転車といっても
BD−1やブロンプトンのように、
必ずしも中央で分割している
タイプばかりではありませんが
その分岐している代表的なメーカーで、
ダホーン、KHS、ドッペルゲンガー、
更に細かくいうと折り畳みではなく。
分割、分岐タイプもあり
フレームの強度や力の伝動率は
強度のバランスが良い三角形
自転車でいうならば
ダイヤモンドフレーム
これが現在では
一番の強度といえます。
その強度というのは同時に
漕ぐ力が見事に伝わり分散されます
その意味では
分割分かれている時点での
折り畳みは漕ぐ力が分散という
デメリットです
なので折り畳み自転車で
早く長距離を漕ぐ移動するという
視点で購入すべきではないことになり
輪行や中距離
長距離ならゆったり進む事をイメージすることをお勧めします
どういう事かというと、
分割箇所のネジが緩んでいると
この数ミリの隙間のおかげで
自転車漕ぐ力の伝動率が
伝わらす弱くなります。
感覚的数値は
通常の漕ぐ力の伝動100%とすれば
緩むだけで58%まで落ちてしまいます
どうしてそこまで落ちるか
分割箇所のペダルとチェーン自体は
後ろの部分にあるにも関わらす
があるからこそ
「体を支える」というのが力を無駄にしていないのです。
ある程度スポーツ系の
自転車になると前傾姿勢で走ります。
そうなると、足だけで走るのではなく
背筋を使って走ります。
その背筋を支える腕が
自転車のハンドル部分にあたるわけです。
ではどう締めるかですが
実際の折り畳みは締めにくくなっています。
ですがある事をすれば
ナットの消耗はするものの
工具を必要としない方法で
分割部分を締める事が出来ます。